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日本酒×洋菓子のコラボ!酒田の新しいお土産 「山形・酒田 日本酒のクグロフ」が誕生!

酒田市新井田町にある洋菓子店「patisserie Joli-Jolie」と酒田市の老舗蔵元「酒田酒造」と初コラボ!「山形・酒田 日本酒のクグロフ」が酒田を代表する新しいお土産として誕生しました!

April 8, 2026

人気洋菓子店「patisserie Joli-Jolie(ジョリ・ジョリー)」と銘酒「上喜元」で知られる酒田市の老舗蔵元「酒田酒造」との初のコラボ商品である「山形・酒田 日本酒のクグロフ」が、いろは蔵パーク内の観光物産館「酒田 夢の倶楽」での限定販売がスタートしました!気になるその味と誕生エピソードをお伝えします!

山形・酒田 日本酒のクグロフ

3月下旬、酒田市新井田町にある洋菓子店ジョリ・ジョリーで、酒田を代表する新しいお土産「山形・酒田 日本酒のクグロフ」の発表会が行われました。なんでも、欧州でお祝いの時期に食べられる伝統菓子・クグロフに地元・酒田が誇る日本酒を使っていて、手軽に日本酒ならではの香りや旨味を楽しめる焼き菓子なのだとか。

「上喜元」でおなじみの酒田酒造にとっては初となるコラボ商品ということもあって、早くも注目が集まっています。この「山形・酒田 日本酒のクグロフ」はそれぞれ異なるお酒を使った5つの味がセットになっています。さっそく、「飲み比べ」ならぬ「食べ比べ」でその味を確かめてみることに!

梅酒と梅の果肉が生地に練り込まれており、梅酒の華やかながらフルーティーな香りと梅の優しい甘酸っぱさが感じられます。果実酒がお好きな方におすすめです!

生地には柚子酒とシロップ漬けにした柚子ピールが入っていて、甘さのなかに柚子ピールのほろ苦さが感じられ、柚子のすっきりと爽やかな香りが口に広がります。

クグロフのフルーツといえばでお馴染みのレーズンを日本酒に丸一日漬けて、生地に練り込んだ本場寄りのクグロフ。純米大吟醸とレーズンの豊かな香りが楽しめます!

まろやかな熟成酒に酒田産の庄内柿を使用しており、半生の干し柿のしっとりとした甘さとココアのほのかなビター加減が合わさり、ちょっと大人な味わいです。

「つや姫」に続く山形のブランド米「雪若丸」の純米大吟醸酒と、鮮やかな色の抹茶が合わさった「和」のテイストのクグロフ。抹茶リキュールとあずきの甘さがアクセント!

クグロフ参考

ちなみに「クグロフ」ってこんなお菓子

ご存知の方もいるかもしれませんが、「なんだろう」と思った方もいますよね?

日本人にとってはあまり馴染みのない名前ですが、フランスのアルザス地方からオーストリアやスイスなどで親しまれている伝統的な焼き菓子です。結婚式のような特別な日、クリスマスの時期には、シュトーレンに続くほどポピュラーで欠かせないお菓子として食べられています。

見た目は王冠のような形をしており、サイズはケーキに近い大きさで切り分けて食べるのが主流です。パンのような酵母生地で作られていて、ふわっとしっとりとした食感で、生地には洋酒に漬け込んだレーズンなどのドライフルーツが入っています。そして仕上げには、生クリームでコーティングしたり、粉砂糖などが振り掛けられ、ナッツが飾られます。

日本酒のクグロフ誕生までの道のり

はじまりは約1年前。ジョリ・ジョリーオーナーシェフである森田 毅さんが、「日本酒を使ったお菓子を作りたい」と思いたったことがきっかけでした。

どうにか実現できないかと悩んだ森田さん。そこで相談をしていた酒田商工会議所の経営指導員により、酒田酒造株式会社を紹介してもらったそうです。

「せっかく酒田という美酒・美食のまちにいるのだから、地元の食材を使って、地元酒田が誇る日本酒で、これまでにないスイーツとして届けたい!」という森田さんの地元愛に溢れる熱い想いに心を打たれた、酒田酒造株式会社社長である佐藤 正一さん製造部長である内藤 大輔さんら協力のもと、商品化へのプロジェクトが始動しました。

左から、ジョリ・ジョリーのオーナーシェフ森田 毅さん、酒田酒造株式会社の社長 佐藤 正一さんと製造部長 内藤 大輔さん、酒田夢の倶楽の会長 西村 修さん。

「製造では試作と試食をなん度も繰り返しました。完成まで時間もかかったし、苦労もしたけれど楽しさもありました」と話す森田さん。

クグロフの基本的な材料であるバターや砂糖、卵、小麦粉を入れてから日本酒と合わせた際、風味を出すために酒粕やお酒を多くいれることで生地が分離してしまい、焼いた時に中に火が通らず焼きムラがでてしまったり、逆にお酒が少なすぎても日本酒の風味が感じられず、生地がパサパサになってしまうという課題がありました。

また、基本的な材料とフルーツと合わせた際にも生地が分離することも。そして、もっとも大変だったのは、材料として使用していた庄内柿の味を出すことだったといいます。干し柿の味を出すために、どれくらい乾燥した干し柿が理想的か色々と試したところ、半生タイプの干し柿が一番最適だったそう。

左から、ジョリ・ジョリーのパティシエ森田 大樹さん・マネージャーの森田 真紀さん。一番右は酒田市副市長の安川 智之さん。

そんな試行錯誤の末、導き出した手がかりを元に再度製造に挑んだ森田さん。

クグロフ特有のしっとりとした食感を出すため、シロップに漬けた生地の仕上げに、グラスという砂糖と水を合わせた液体でコーティングすることによって、中はしっとり外はパリッとした、森田さんの理想とする日本酒のクグロフが完成しました。

「今こうやって皆さんに食べていただくことができて、すごく嬉しいですし、喜びでもあります。「美味しい」と言ってもらうことが一番幸せなことなので、それを目指してこれからも頑張っていきたいです」

どんな人に食べてもらいたいかという質問には「日本酒が好きな方にぜひ食べていただきたいです。また、観光客や海外のお客さんにも、もちろん地元の方にも。酒田のお土産として手にとって、味わってほしいと思います」と菓子職人としての想いを話してくださった森田さんでした。

酒田夢の倶楽で実際に販売されている様子

ジョリ・ジョリーと酒田酒造株式会社の初のコラボ商品となった「山形・酒田 日本酒のクグロフ」。

「山形・酒田 日本酒のクグロフ」はひとつひとつが職人の手によって作られているからこそ、どの味のクグロフも洋菓子でありながら、繊細な日本酒の風味が感じられる和と洋の相性が抜群な焼き菓子だと思いました。日本酒の味と香りを楽しむのなら日本茶や紅茶といただいたり、お好みの日本酒のお供として合わせていただくのもよさそう。皆さんの至福の一杯にぜひ合わせて食べてみてくださいね!

※「山形・酒田 日本酒のクグロフ」は酒田夢の倶楽でのみの限定販売となります。また、アルコールを含むお菓子ですので、運転をされる方やお子さん・妊娠中の方はお気をつけください。
‍お問い合わせはコチラから「酒田夢の倶楽」:TEL 0234-22-1223
この記事を書いたヒト
エンドウ ジュン
ライター/カメラ:酒田在住。
庄内の美味しい食べ物をこよなく愛しています。
故にダイエット中ですが結果は出ていません。
この記事を書いたヒト
石澤 マナカ
デザイナー/ライター:純度100%の鶴岡市民
「何事も見て・やってみる」がモットーです。
民芸品や立体造形に興味があります。
この記事を書いたヒト
長澤 久美
ライター:酒田在住の一児の母、子育て奮闘中
大食いなのでいろんなお店へ通っています。
いろんな人の話を聞くのが好きです。
この記事を書いたヒト
庄司 あやの
デザイナー/ライター:生粋の酒田っ子。
食べることが大好きなため食事制限を諦め運動中。
自然と動物に毎日夢中。
この記事を書いたヒト
佐藤 太一
ライター/カメラ:3年前に仙台から移住。
住居の目の前がお墓で夜が少し怖い。
ビジネスホテルでお湯を沸かすのが好き。
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