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発酵の力を生かしたさまざまな料理が味わえる庄内発酵堂。その美味しさと体にうれしいポイントを実食レポート!

発酵食品と言えば納豆やぬか漬けなどが思い浮かびますが、ここ「庄内発酵堂」では麹を使ったカレーをはじめ、多彩な発酵料理が味わえます。食と体に「発酵」がどんな影響を与えるのか、実際に食べてお伝えします!

February 6, 2026

余目駅から3分ほど歩くと、大きく「酵」の文字が書かれた看板が目に飛び込んできます。ここ「庄内発酵堂」はその名の通り「発酵」をコンセプトにした、美味しくて体にやさしい料理が味わえるお店です。

ランチメニューに加えて、テイクアウトのお弁当も大人気!

折しも年末年始。忘年会や新年会で大いに飲み食いしたのと、日頃の不摂生もたたって「体とお腹がちょっと疲れた状態」なモッシェド編集部。

体を健やかに整えて、年明けから良いスタートを切るためにも「発酵」の力を取り入れてみることにしました。

人気メニューは酵素玄米を使ったランチセット

発酵食品と聞くと体に良いけれど、「ヘルシー=薄味でボリューム少なめ」なのでは…と思っていましたが、食べごたえがありそうなからあげのセットやカレーもあり、良い意味でイメージを裏切られます。

編集部・石澤が選んだのは野菜たっぷりの発酵プレートセット。
カレー好きの編集部・遠藤は発酵カレーセットをチョイス。

ランチセットはスープとデザートに加えて、庄内産の生糀100%を使用した甘酒付き。この甘酒、もちろんアルコールは入っていませんが「食前酒」としていただきます。

食前に飲むことで食欲を適度に抑えてくれる効果も。

お米本来のまろやかで自然な甘みがスッと広がります。甘酒も立派な発酵食品のひとつ。「飲む点滴」と言われるほど栄養満点で疲労回復効果もあり、体に優しい一杯です。まさに「発酵堂」の名に違わぬさすがの仕上がりに、料理への期待も高まります。

彩り豊かなお惣菜が満載!

「発酵プレートセット」

まるでスイカのような鮮やかな赤色でシャキシャキ食感の麹漬けダイコン、粒マスタードがアクセントの風味豊かなニンジンのラペなど、どのお惣菜も素材を生かしつつ、さらにひと手間加えられた深みのある味わい。

ごはんは白米のほかに、玄米を発酵させて旨味と栄養価を増した酵素玄米が選べます。数日間かけてじっくり仕上げることから「寝かせ玄米」とも呼ばれ、腸内環境を整える食物繊維やむくみ改善を促すカリウムを豊富に含んだ「体が喜ぶ食材」です。小豆の香ばしさとほのかな甘み、そしてプチプチと弾力のある歯ごたえが楽しめます。お惣菜との相性も抜群で、一口食べるごとに美味しさが体にしみ込んでいくよう。

そして、からあげはおどろくほど柔らかくてジュ―シー!塩麹にじっくり漬けておくことでたんぱく質が分解され、柔らかな食感に仕上がるのだとか。消化吸収もしやすくなるので、揚げ物なのに胃もたれしにくいのも嬉しいポイント。普通のからあげとは一味違う、まさに「発酵からあげ」ならではの旨味と優しさです。

 スパイスの香りが食欲をそそる

「庄内発酵カレー」

挽肉の旨味たっぷりのキーマカレー。

正月明けには無性にカレーが食べたくなるもの…そんないきおいで注文した庄内発酵カレー。マイルドな味わいなのかなと思って口に運ぶと、予想に反してしっかりとした辛みが…!と思ったら、スッと引いて香ばしい余韻が残ります。辛口のカレーを食べていると途中で水が飲みたくなるものですが、この庄内発酵カレーはスパイシーでありながらも口の中に辛さが残らない絶妙なバランス。これはクセになりそう!
また、甘酒を少しカレーに入れると辛味が抑えられて味に丸みが生まれ、「ちょっと辛いかな」という人もぐっと食べやすくなるそうです。

 発酵とカレー、この意外な組み合わせのヒミツは「麹」にありました。野菜やスパイスに麹を加えて発酵させた「自家製カレー糀」を使用することでまろやかさが生まれ、しっかりとした辛さながらも優しい後味に。

ルーも自家製でグルテンフリーのカレーなので小麦アレルギーの方も美味しく食べられ、油も控えめなので健康や美容を意識している方にも人気の一品。カレーに含まれるスパイスには消化を促す効果もあり、腸内環境を改善してくれる麹の働きとも相まって、疲れた体を内側から元気にしてくれます。

美味しくてヘルシー、そして食べると元気がわいてくる。「庄内発酵カレー」はもしかしたら理想のカレーなのかもしれません…!

食後にはデザートと発酵ドリンクを

食後のドリンクとデザートで、贅沢なひととき。

ランチセットのドリンクは通常はホットコーヒーか紅茶なのですが、+220円で「発酵ドリンク」に変更することもできます。

発酵ドリンクとは一体どんなものなのか…?気になったのでさっそく注文してみました。

まずは1杯目。この「レモン糀の塩レモンスカッシュ」は透明感のある爽やかさとともに、塩味によって引き立てられたほのかな甘みも感じられます。元気なときはもちろん、ちょっと体が疲れているときでも優しく染みわたるような甘酸っぱくて、ちょっと懐かしさのある味わい。気持ちがほっと落ち着くとともに、レモンに含まれるクエン酸には食後の血糖値の上昇を抑えてくれる効果もあります

ウィスキーのように見えますがノンアルコールです。

 対して、「庄内柿酢サワー」は甘さゼロ。キリッとした酸味が「喝」を与えるように、体を内側から目覚めさせてくれます。庄内柿を100%使用して2年間熟成させた無添加の柿酢はGABAやポリフェノールなど体にうれしい栄養素を豊富に含んでいます。酸味がありながらもクセがなく、体と心をリフレッシュさせてくれる一杯。
柿酢には肝臓の働きを助けてくれるオルニチンも含まれているので、よくお酒を飲む人にもおすすめなのだとか。

じつはチョコレートも発酵食品!

デザートプレートのガトーショコラにはリンゴ麹が添えられ、最後までとことん「発酵」づくし。満足度の高い食体験ができました。

そして、いっぱい食べたはずなのに食べ疲れというか、食後の気だるさが一切ありません。これも「発酵」の持つ力なのでしょうか…?

 

お腹もいっぱいになり、俄然興味がわいてきた編集部。
次回の記事ではお店を始めたきっかけと、発酵の持つすごい力について、店主の三木さんにお話を聞きします。

次回の記事では、店主の三木さんがお話ししてくれた奥深い「発酵の世界」についてご紹介!

この記事を書いたヒト
エンドウ ジュン
ライター/カメラ:酒田在住。
庄内の美味しい食べ物をこよなく愛しています。
故にダイエット中ですが結果は出ていません。
この記事を書いたヒト
石澤 マナカ
デザイナー/ライター:純度100%の鶴岡市民
「何事も見て・やってみる」がモットーです。
民芸品や立体造形に興味があります。
この記事を書いたヒト
長澤 久美
ライター:酒田在住の一児の母、子育て奮闘中
大食いなのでいろんなお店へ通っています。
いろんな人の話を聞くのが好きです。
この記事を書いたヒト
庄司 あやの
デザイナー/ライター:生粋の酒田っ子。
食べることが大好きなため食事制限を諦め運動中。
自然と動物に毎日夢中。
この記事を書いたヒト
佐藤 太一
ライター/カメラ:3年前に仙台から移住。
住居の目の前がお墓で夜が少し怖い。
ビジネスホテルでお湯を沸かすのが好き。
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